日々、オイカワ

雨後の街の川探訪 



いつもは気に留めなかったもの。
しかし足を止めてみると意外なことに気づかされることってないでしょうか。

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6月22日

昨晩からの雨。
朝起きてみるとシトシト雨かと思っていたら、時折雨脚は強くなったり。
しかし夕どきにはうっすらと雲を透かした青空が。


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家からスクーターで5分くらいの川。近場の川です。
柵脇には花で満ち満ちて連なり、見ていて夕暮れの陽と相まってとても和みます。
犬の散歩には良いかもしれないこの川は冬場や雨が少ないと干上がってしまうんですね。
昨日訪れたGreen Cherokee さんのホームリバーとは大違いです。

ではどうして訪れたというと、釣り人の性分。
5月中旬、車でこの川を通ったときに夥しい数のライズに目が釘付けに。


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(2014年5月17日午後5時撮影)


↑そのときの写真です。
分かりにくいですが〝溝川〟にはもったいないくらい無数のライズが
なので、時間があったらどんな魚がいるのかリサーチしようと思ってました。


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18時、実釣開始です。あくまで調査のつもりです。
どんなときでも釣り始めの準備はドキドキしますね。


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日中の雨の影響で、カフェオーレ。しかし先月の1/3程度だがライズあり。水温は20度。
今日はLL Beanのビーンモカシンというゴム靴。
水たまりくらいなら大丈夫ですが、川の中には入れません。
両岸は膝から腰くらいに伸びた草に阻まれ、キャスティングの下手なボクは難儀します。


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左岸から上流に向ってゆっくりした流れの瀬にアップでドライを流してゆきます。
数回流すとアタリあり。しかもフッキングした途端に感じたことないくらいの勢いで縦横無尽に走ります。
ロッドに伝わるその手応えは強いトルクをも感じ得ます。 ちょっと惚れ惚れしました!

そして上げてみると、


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オイカワでした。

10.5cm。小型以上良型未満。ただ身幅はたっぷり!サイズの割に重量あり!
こんなとこでオイカワに出逢えてけっこう嬉しいです。


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続けて出ますが、よく走ること、走ること。
しかもどの子も暴れまくって写真がうまく撮れません。


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今まで釣られたことがないのでしょうか。みんな往生際が悪いです(笑)
だからとっても元気!


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19時前に納竿。草にひっかけロストフライを2回してしまったり、ラインを草に絡めたり、
実釣以外に時間を取られてしまいましたが、湿度ムンムンのなか蚊に襲われつつの一時間8尾。
キャスティングが課題ですが試しにしてはまずまずではないでしょうか。


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今回、なにげなく通りすぎていた近所の川の見えなかった一面が垣間みれました。
街なかの水流が豊富ではない川のため、どこかしら臭気を帯びているのとゴミも散在してます。
水質があまり良くないのでオイカワもかなりヌメリがち。

正直、また行きたいと言えば、う〜ん、どうかなぁ。
でも、ココんちのオイカワの暴れっぷりはクセになりそう。う〜ん、困った。

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オイカワに出会う夏旅 



街のなかを滔々と流れる里川にはすばらしい出会いが待っていました。

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今回、急なお誘いにも関わらず「愛しき身近な里川と自然」の筆者である
Green Cherokee さんに快くホームリバーを案内していただくことに。


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雑魚を愛し、愛車であるチェロキーを愛し、なによりこの里川を誰よりも愛されているGreen Cherokeeさん。
オイカワフライ初心者であるGran Lussoの為にいろいろご教授いただきました(申し訳ない!!)


6月21日

午前4時45分、拙宅を出発。朝の空気を裂くように急いでスクーターでGreen Cherokeeさんの御宅に向います。
5時過ぎに到着。初対面の挨拶を済ませGreen Cherokeeさん愛車の緑のチェロキーに乗り込みます。
実はボクも今年の3月まで18年間チェロキー乗りでした(しかも緑!)

なんでしょう、このオイカワ好き + チェロキー好きの男ふたり。
打ち解けることに時間は要りませんでした。Green Cherokeeさんの運転するチェロキーは血の通った軀の一部。
なにか一体感を感じつつ街中を駆けてゆきます。窓から流れてゆく風がとても心地いいです。
そうこうしているうちにK川に到着です。


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Green Cherokeeさんからウェットで釣ることを勧められ、
ご愛用されているオイカワネットに、さらに愛竿のBlue Heronロッドをお借りしました!(申し訳ない!!)
憧れていたBlue Heronさんのロッドに触れることができました。嬉しいです。

この竿、なんとしなやかなんでしょう。と、感触を愉しんでいるうちに〝コツ、コツ、ブルブル〟とアタリが。
いとも可愛らしいオイカワが次々と上がります。活性の高い川に驚きです!


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ウェットでもドライでも反応は高し。溜めの時間を作る暇なくアタリがあります。
そしてGreen Cherokeeさんに更なるポイントに案内され、
またウェットで挑戦です。


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子どもの頃、のべ竿で毛鉤やあんま釣りはやったことがありましたが、今回、人生初ウェット。
ドライは魚のアクションをドラマチックに垣間みることができる愉しさがありますが、
ウェットは釣りという本来の姿を体感する愉しさを感じられました。ハマリそうです。


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一投一尾のように、ご挨拶してくれます。


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そしてさすがだったのは、案内役に徹していただいたGreen Cherokeeさん。
Gran Lussoのサポートをしながら僅かながらの合間に、韋駄天です!
しっかりと追い星の出た黒顔の韋駄天を見せていただきました。


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「韋駄天、釣ってくださいね!」というGreen Cherokeeさんの応援に乗せられ、
あきらめずにひたすらポイントに流します。そうするとまたアタリが。

今度はカワムツ?ちょっと重めなゆったりめのかかり具合。
でもこの瀬でカワムツはないよな〜と思っていたら急に大きく左右に走ります。
上げてみるとやや黒みが足りないですが韋駄天じゃないですか!

後方で見守ってくれたGreen Cherokeeさんからも喜んでくれた声が聞こえます。
これはこの釣果を見ていただこうと、お借りしているオイカワネットに収めようアタフタしていたら、

「ポッチャン…」  

なので写真はありません(残念)


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その後、Y川も案内していただき、しかも欲張って釣る始末(笑)


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K川のポテンシャルの高さを感じつつGreen Cherokeeさんの懐の深さを感じる今回の釣行でした。
Green Cherokeeさん、本当にありがとうございました。

オイカワに出会う夏旅はまだまだ続きます。。。

本流より支流 



ついに梅雨に入ってしまいました。
先週まではうだるくらいの真夏日だったのに、
昨日から警報がでるくらいの大雨です。川が少し心配ですね。

そんな梅雨入り前の日曜日にいつもの川に行ってきました。


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6月1日

午前7時 水温14度 微風
今日は午前中に用事があったので、その行く前の釣行です。
いつも瀬にいつものとおりに入渓していつもの通りにキャスティングします。
開始早々反応をみせますがなかなかフッキングしません。


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そんな中、釣れたのは小型のオイカワ。
最初のうちは大きいサイズが大抵出てくれるのですが、今日はそうではありませんでした。
なにやら鮎らしき魚影を瀬に見かけます。オイカワは散ってしまっているのでしょうか。
ちなみに来週の日曜から鮎釣りが解禁となります。


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早朝に出動したのにもかかわらず30分に一尾という控えめ過ぎる釣果。
この子が今朝イチでした。色も量感も薄くこころ無しかちょっと弱々しい印象です。


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用事の時間が迫ってきたのと、アタリが遠くなってきたので、8時半納竿。結局オイカワ3尾。
もうこの時点でかなり気温が高くジリジリと暑くなってきました。

そして、午前中の用事を済ませて再度出動します。
今度はいつもの川の支流を散策することにしました。


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もうかなりの熱気で30度くらいにはなっていたでしょうか。川はすっかり子どもたちの水遊び場に。


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駐車場所から支流の渓相を眺めつつ強い日差しとアスファルトの照り返しのなかを10分ほど歩きます。
たどり着いたこの橋、30年以上前の小学生の頃に友達数人と釣りをしにきた場所。

そのときの渓相と今が同じかどうかよくわかりません。
しかし友達と楽しんだ想い出として輝いていたことは間違いありませんでした。


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川に降りてみると、マズメには早過ぎるピーカンな14時前にも関わらず、
ライズが多数。川をもっと覗くと多数の群れを確認。

これはと思い、携えてきたロッドにラインを通します。
14時開始。水温は18度。


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いきなり出ました。今朝の本流のに比べると婚姻色も濃いめで量感もあり、
すっかりテンションが上がってしまいました。


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ケースに収めてみると12.5cm。引きが強かったのでもっと大きいかと思いましたが、
どっしりとしたたくましい印象です。


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対岸のよどみに流すとなんともゆっくりとしたライズ。思わずこっちもひと呼吸おいて合せてしまいました。
しかし重い手応えありです。上げると14cmのカワムツ。

大きいと合わせが早くなくても釣れるのでしょうか。それとも個体差の問題なのか。
ちょっと興味深い体験をしました。


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今度は橋の下流側へ行ってみます。
先客のアオサギがチャラ瀬を岸から覗いているのが見えました。
こちらが歩みよってきたのが分かったとたん、飛び去ってゆきました。
そのためなのがチャラ瀬ではアタリが出ません。


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アタリがないのでさらに川を下ると、石付きの趣きある瀬に。
キャスティングの練習も兼ねて、石裏を攻めるよう流してみると、


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大きいアタリで石裏から出て来ました。


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12cm程度ですが、かなりの暴れっぷりでした。


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こんな瀬を


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このように流してみました。太い×が釣り上げたところです。

写真で見るよりもかなり流れが速く、右の二つの石の間から細い流れ込みとなり、
その下のくぼみのようなところにオイカワが居着いているようでした。
流してゆくとでっぷりさせたお腹をこちらに見せつつフライに食い付きます。
身を隠せる場所があると大胆になれるのでしょうか。ちょっと興奮しますね。

しかし何度もフッキング失敗。でも懲りずに根気よくまた流します。
普段ならもうフライを追わなくなりそうなんですが、オイカワの活性は非常に高いです。


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上がりました! オイカワとのやり取りに勝ったような気がして、とても爽快です。
婚姻色も今日一番の顔もこれから黒くなってゆきそうないい顔です。


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この支流で釣りするとほとんどがカワムツが上がる中、美しくも逞しいオイカワたちに出逢えたので
暑さにも負けず楽しく2時間すごすことができ、満足のうちに帰路につくのでありました。