日々、オイカワ

手のなかのオイカワ 



春にふさわしい陽射しを浴びて、
待ちこがれた時間を探しにでかけてみた。

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3月28日


ひと月ぶりにいつもの川へ。ところが川沿いへ向う道が賑やかしい。
どうやら〝さくらまつり〟なるお祭りが催されている。

今日は車でした。
混雑により駐車ができず、急遽いつもの川の支流に行くことにした。


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桜はまだ咲いておりません。
主役なきお祭りなのかな、と思いつつ橋から川を眺めてみた。


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先週迎えた解禁でそこらかしこにヤマメの魚影が。
このなかにも写ってます。


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改めて川に降りたって眺める工事現場。もう以前の思い出は心のなかへ。
この風景に背を向け、ここから釣り上がることに。


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水温14度。春らしい和やかな空気感とは裏腹に、本流にはまったくの生命反応なし。
小さい淀みのなかに小さい魚の群れがあったので、ドライをふわりと落としてみると今年初のカワムツ。


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いままで空腹だったのか、ファーストヒットを皮切りに狂ったように飛沫が上がる。
カワムツってやつは面白い。まるで肉を喰らいつくようにドライフライに襲いかかる。こんなに小さき魚姿でもだ。


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7、8cmの稚魚でツ抜けしても嬉しくはないのでその場を後にした。
釣り上がってみるも盛夏なら出そうな瀬も生命反応は全くなし。


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夕刻になり陽が傾いてきた。流れのあまりないプールではライズが。
カワムツは釣れるがオイカワは出ず。これ以上カワムツで釣果を重ねても充たされないので、さらに上流へ。


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そんななか見つけた流れ。
ちょっとオイカワになった気分で、どんなところにいたらいいのか考えてみた。

ライズはなし。でも流れはある。まだ春になったばかりの早すぎず遅すぎずの流れ。
水深は浅いが中央がやや窪んで魚が付いてもおかしくない。
夕陽の光が当たってフライが見やすそうかな、などと思いつつ、
岸から離れてキャストを繰り返すと。「パシャ!」っと元気のよい飛沫があがった。


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久しぶりに出逢えた時間を掌で感じるこのひと時、この瞬間。


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2投後に小ぶりながらも元気のよい11cmのオイカワが。


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うれしさを噛みしめるため
珈琲で喉を潤しながらしばしオイカワ鑑賞(笑)


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その後はカワムツが連発するがオイカワは続かなかった。
でも待ちに待ったオイカワ。2尾で十分だった。

夕映えに光る銀鱗に感謝しつつ納竿。川をあとにした。


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帰り道、いつもの川は橋の上から眺めてみると、脂鰭目当ての釣り人が多数。
この喧噪が落ち着く頃にようやくオイカワの出番になるのであろうと思いながら家路についた。


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マルタウグイに会いに 



気の置けない仲間達と春の訪れを愉しむことにしました。

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〝マルタが遡上している〟
そんな声が届くようになりました。

ボクはマルタを見たことがありません。
そこで「 明日行きませんか?」と思いつきでnumassanにお誘いしてみると、
すでに噂のTNK新人〝うおさん〟とマルタ釣行予定とのこと。
ごいっしょさせていただきました。


3月14日

20年以上も触れたことのない#3ロッドをひっぱり出し、
休日のベスパの鼓動を感じつつ川に向けて駆けだしました。


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小一時間走ったのち、ようやく目的の川が見えてきた。
過ぎ行く河辺の景色を眺めると気分が浮き立ちます。

到着した橋の上から川を覗くと、うおさんらしき方がいらっしゃったので、
「うおさん!」と声かけすると気づいてくれて挨拶をしてくれました。

既にブログでコメントのやり取りをさせて戴いているので
とても初対面には思えないなんとも不思議な感覚ですね。


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川に降り立つとnumassanはもちろん、mihiro さんもいらっしゃってました。


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先に始められていたみなさんはすでにマルタを釣り上げたとのこと。
mihiroさんはGLより少し前に着いたのにも関わらず、あっという間にマルタをヒット。
いつもながら素晴らしい腕前なのであります。

numassan、mihiroさん、そしてうおさんと改めて挨拶を交わし、
川の状況に目をやると鯉とまじって淵のなかでウヨウヨといました、数十匹のマルタウグイが。

早速、GLも赤いマラブーを付けてキャストしてみた。
しかしその存在すらマルタに否定されるが如くマラブーが沈みながらただ漂って、
みなさん気にもとめてくれない。。。なんか傷つくなぁ(笑)


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mihiro さんが「瀬でやるのがいい」ということで、numassanは瀬に降り立ちキャストしています。


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mihiroさんはヘチ釣りのように岸の上から攻めてゆきます。

瀬に上がったマルタは産卵行動でかなり昂奮気味でフライに向ってくるらしい。
まだ竿を撓らせてないGLもmhiroさんにポイントを譲っていただき岸からトライします。


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ちょうど夕刻を告げる鐘の音が響き、さらに曇りだった天気に夕陽の光が差し込み水面が煌めきます。
そこへ産卵のためのマルタたちが次々に瀬を遡上してきました。

40、50cmのマルタが数匹並んで口を大きく開け全身全霊を傾けて
身体をふるわせて産卵する姿はちょっと見物でした。

「これは釣れるよ!」とうおさんに言っていただき、俄然ファイト。
しかし不肖GLの下手クソなアプローチではマルタを捉えることができません。
それでもスレで一瞬かかることが5回ほどあり「ああ…」とため息。

竿から来る手応えとしては全てマルタが尾でマラブーを払ったときに
浅いスレかかりで引っ張られている感じでした。まだまだ修行がたりませんね。


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(photo: mihiro さん)

GLがひとり遊びしている間に下流でnumassanが鯉をヒット。
鯉独特のものすごいトルクのある引きにこれ以上いかないと言わんばかりに竿を撓らせています。


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(photo: mihiro さん)

15分以上の格闘の末、観念ついた獲物は48cm※の見事な魚姿でした。


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(photo: mihiro さん)

その後、numassanの奮闘ぶりにスイッチが入ったうおさんが
待望の口がけでのナイスサイズのマルタをヒット!
みんなが自分のことのように喜んだところで竿を納めました。


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久しぶりの仲間たちとの釣行。
新しい出会いもありボクは釣れはしませんでしたが、時間を忘れ楽しむことができました。
numassan、mihiro さん、そしてうおさん今日は有り難うございました。


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えっ? 一本ロッドが多いって。
もちろんオイカワもやってみましたよ!
あえなく撃沈ということは言うまでもありません。

本格的な春よ早く来い!